どもども! さぅです。
僕たち夫婦は今、家づくりをしています!
この家を建てる。カテゴリではクラシスホームで建てる家づくりの軌跡を物語形式で綴っています。
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どもども! はじめまして! さぅです。2020年9月某日。クラシスホームさんと契約し、我が家の家づくりが本格始動しました! [kjk_balloon id="1"]これが本当にただただ楽しい。[/kjk_balloon[…]
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前回までのあらすじ。
土地とクラシスホームとの契約を無事終えた僕たち。
しかし家の契約と同時に間取りを一旦白紙に戻すお願いをしてしまうのだった。
キッチンとダイニングテーブルの配置問題。
契約直後、間取りを一旦白紙にする暴挙に出ました。
なぜ間取りを白紙に戻すことにしたのか。
その理由を説明するため♯17.修正プランと土地買い付け。まで少し時を戻します。
コストダウンを図り見直しもした修正プラン。
こちらが伝えた要望(書斎が妻によって排除された点以外)がきちんと間取りに反映されている素晴らしいプランでした。
これならあとは微調整だけすれば問題ない、と思っていました。
ところが。
書斎が消された以外完璧じゃん。
だけ・・ど・・・???
なにその言葉尻こわい。
キッチンとダイニングテーブルがくっついているの嫌だなーって。
なん・・・だと???
爆弾発言じゃねぇかぁァぅぅぁぁーーーっ!!!
これまで提案してもらった間取りはたまたまキッチンとダイニングテーブルが離れていたため言わなかったとのこと。
うーーーーーーーーん。
でも横並びにするメリットも多いんで最近人気ですよ?
ダイニングテーブルとキッチンを横並びにするメリットを説明してくれました。
- 配膳・片付けが楽
- 机で作業しててもコンロが視界に入る
- すぐ座れる
- 要は、家事導線が短くなって楽チン
でもね。僕は経験上知っています。
こういう時の妻はテコでも動かないということを・・。
テーブルからキッチンが見えるのもちょっと・・・。
こうなったらいくら理屈で攻めても無駄なのでクラシス営業に解決策に考えてもらうしかなさそうです・・。
打開策を探る。
素人目からすると、間取りで削れるスペースなんてなさそうに見えます。
ダイニングテーブルを離すと通路がなくなります。
この間取りで離すのは無理ですね。
どこか妥協できるポイントがないか探るため、改めて妻にキッチンとダイニングに関する要望を挙げてもらいます。
- ペニンシュラキッチン
- キッチンとダイニングテーブルは離す
- できれば横並びもイヤ
- ダイニングテーブルは最低でも150㎝幅以上のものを置きたい
- 冷蔵庫はキッチンのすぐ隣で振り返らなくてもいい配置
- パントリーが廊下とキッチンに繋がっている
- パントリーももっと大きくしたい
- キッチンから中庭が見える
- キッチンの後ろに収納棚
スススストップッ! ストーーーーーーーップ!!!
要望多くない???
あ、これ無理ゲーだわ。
物理的に長さが足りないのでどうしようもありません・・。
青線の8mの中に希望する条件すべてを収めなければなりません。
まずはそれぞれの設備・仕様に必要な長さを書き出してみます。
- パントリー・冷蔵庫(1m50㎝以上希望)
- キッチン(2m50㎝)
- 通路(1m)
- ダイニングテーブル(1m50㎝)
- 通路(1m)
- 畳スペース(2m)
- 合計:9m50cm
あちらを立てればこちらが立たず。完全にデッドロック状態です。
中庭に憧れてコの字の家にしてもらったものの、これがなかなか融通のきかない子です。
この間取りはダイニングテーブルの位置も大きさもかなり縛られることに気付きました。
僕の要望。またしても風前の灯火に。
・・この流れはマズい。
妻のことだ。次はアレに目をつけてくるに決まってる・・!
いっそ畳スペースやめちゃう?
ほーーーらねっ!!!
そう来ると思ったぜ!!!(吐血)
書斎に続き今度は畳スペースが!
このままじゃ! また僕の希望が!!! 犠牲になる!!!!!
・・今だけは同調しないでもらっていいすか???
よくない。よくない。よくない。よくない。よくない。この流れはよくない。
このまま僕の希望が抹殺される流れだ。
・・やっべ。何も思いつかねぇ。
僕の方でも何かいい手がないか設計士と相談してみますね。
こうして僕はクラシスホームから撤退しました。
上手くいかず悩んでいる人は一度「逃げる」という選択肢を一度考えてみてほしい。
「逃げる」は時に有効な選択肢として働きます。思わぬ突破口に繋がる時もある!
そう、逃げるは恥だが役に立つ。ってね。
そして黒歴史へ。
ひとまずは時間稼ぎに成功した僕は、どうにか出来ないものかと寝ても覚めても間取りのことを考えていました。
そしてよくない方向にスイッチが入ります。
あろうことか自分で間取りを描く暴挙に出る僕。
階段ズラして畳を動かすれば畳も書斎スペースも守られるじゃん! 僕天才!?? とか思ってました。
やめとけよっ!!!
建築に関する経験も知識もない素人なのにね。なに色付けして完成度高めてるんだよアホか。
しかもその「さいきょうまどり」をクラシス営業にメールで送りつける始末。
もちろん構造上の理由でソッコーでボツでした。
やっと我に返りました。
設計はただ間取りを組み合わせるだけじゃないんです。センスも経験も必要なお仕事。
中も外も壮絶な計算とバランス感覚で作り上げていくシロモノ。
そんな僕の暴走もありつつ。(遠い目)
僕たちはプランB「リビング階段をやめ中庭のカタチを変える」方法へ舵を切ります。
それではまたっ! See You Again!
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