どもども! さぅです。
家づくりってある意味、完成するまでずっと予算との戦いですよね。
「予算内で自分のしたい暮らしを手に入れる」
これだけのことがやってみるとなかなか難しい。
特にまだ土地が決まっていない施主にとって「土地と家にどう予算を割り振るのか」は人生の大きなターニングポイントです。
我が家の場合は「家」と「土地」を天秤にかけた結果、土地にお金をかける道を選びました。
そこで今回は、土地にお金をかけることを選んだ理由と感想を紹介します。
参考材料の一つにしてください。
立地がいい土地は時短になるから。
土地にお金をかけると立地のいい場所に住めます。
つまり移動時間を他のことに使えます。
例えば通勤時間を週5回、片道10分だけでも削ることができれば年80時間以上時短できます。
僕は出勤前1分でも1秒でも長く布団にいたい派閥なので通勤時間が長くならないのは重要案件でした。
会社だけに限らず、よく利用するお店・施設が近いとこれも強烈な時短になります。
スーパー・薬局・公園・駅(公共交通機関)・病院・飲食店・郵便局・コンビニ・銀行・小中学校・スポーツ施設・ゴミ捨て場
「混んでるかもしれないし早めに出ようかな。」
そんな先読み行動からも解放されて、用事も一気にこなせるし、有事の際はすぐ帰れます。
おかげで生活がとっても楽です。
周辺環境はどうにかしたくても簡単に変えられないので、したい暮らしがしやすい土地にしました。
土地は資産価値に寿命がないから。
家は建った瞬間、値落ちします。
築10年以上経つとさらにガンガン下がり2、30年後にはほぼ0円です。
でも家に比べて(利便性の高い)土地はそういった寿命はなく価値が下がりにくい!
- 都市部、都市部に近い、人気エリア
- 平地、整形地
- 駅などの公共交通機関が近い
- 前面道路の幅が広い
- 日当たりがいい
- 閑静な住宅街
こういった土地なら特にそうです。
僕は今のところ家を手放す気はこれっぽっちもないですが人生は長い。何が起きるか分かりません。
子どもに土地を残すことを想定しても、資産価値がある方がいいかなと思いました。
選択肢が増えるから。
人生100年時代。
土地に骨を埋める覚悟で建てたので「今も老後も便利に暮らせるか?」という視点も意識しました。
幅広い学校・施設やお店が通える範囲にあるので、子どもにあらゆる選択肢を用意できます。
また生活する上で最低限必要なレベルの施設やお店のほとんどが徒歩圏内にあります。
今は「どこに行くにも車が必須」でも全然問題なしですが、老後はしんどいかもしれません。
もちろん今あるお店や施設が未来まである保証はないです。でも活気のあるエリアが数十年で何もなくなるようなこともないと思ってます。
僕は昔、車の営業をしていたので。
そんな高齢者の方をたくさん見てきました。
「車がなくても最悪暮らせる」「資産価値が残っているから最悪売れる」
きっと将来の選択肢も広がると思います。
やり直せない部分に投資したかったから。
土地にお金をかければかけるだけ、家づくりは厳しい戦いになります。
ただ僕は、住宅設備にはそこまでお金をかけなくていいかな? と思っちゃいました。
(と言っても選んだ土地でどんな家が建てられるのかのシュミレーションはマストですよ!)
なぜならキッチンやお風呂などの設備はお金をかけても使い勝手や耐久性はそんなに変わらないから。
グレードの高いものを選んでも扉などの質感や見た目が豪華になったり機器が増えるだけ。
しばらくしたら風景になって見慣れますし、どーせいつかは壊れて交換です。
それにオプションをそんなに追加しなくたってお洒落で住み心地のいい家はできます!
そう、注文住宅ならね。
おわりに。
家づくりはつまるところ「自分のしたい暮らし」を手に入れる手段です。
それなのにいつの間にか予算内で家を建てることが目的になってしまっている施主がたくさんいるように思います。
生活で何が重要かは家族ごとそれぞれ。
多少便が悪くても家にお金をかけたい家族。
家や庭が狭くなったとしても利便性の高い土地を選びたい家族。
決まった正解なんてないし、みんな違ってみんないいです。
大事なのは「どんな家でどんな暮らしがしたいのか」きちんと話し合うこと。
きっとこのプロセスを踏めば「家」と「土地」どちらにお金をかける道を選んでも、後悔の少ない家づくりができると思います!
それではまたっ! See You Again!